若い頃に建てた持ち家があるとか、親族の家を譲り受けたという方は、建物の古さや住みづらさを感じるようになると「建て替えるべきか、リフォームで済ませるか…」と、一度は迷われるのではないでしょうか。
多くの場合、建替えまでしなくても、大規模リフォームである程度の不満は解消できます。
住み慣れた土地で、思い出の詰まった家をどう活かすか。福井の住宅事情を熟知した視点から、大規模リフォームの可能性について考えてみましょう。
大規模リフォームとは?
『大規模リフォーム』は、家全体を対象とするような広範囲のリフォームのこと。全面改修、スケルトンリフォーム、フルリフォームなどとも呼ばれます。
建築基準法上は『大規模な修繕・模様替え』と呼ばれ、この4月から工事内容によって建築確認が求められるようになりました。つまり、従来よりも手続きが複雑になり、リフォームするうえでの制約が大きくなったということ。
今後、大規模リフォームを行う際には、必要な法的知識をしっかりと備えたプロの助けが必須となります。
大規模リフォームと建替え、どっちがいい?
大規模リフォームと建替えのどちらを選ぶべきかは、建物の状態や予算、暮らし方によっても違ってきます。
まずは、大規模リフォームのメリットとデメリットを整理してみましょう。
大規模リフォームのメリット
また、思い出の詰まった家を、形を残しながら住み継ぐことができるという心理的なメリットも。立派な柱や梁、建具などの古い素材を再利用することで、新築にはない味や趣も生まれます。
新築の場合、予算が合わなければ家を小さくするしかありませんが、フルリフォームなら段階的に進めていくことができるという計画の自由度も、メリットのひとつです。
大規模リフォームのデメリット
多少なりとも既存の構造や間取りに左右されるため、新築に比べてプランの自由度が下がるのは避けられません。建物の規模や劣化の程度によっては、新築と同等のコストがかかることもあります。
断熱改修や耐震改修を取り入れれば、現状よりは確実に居住環境は改善されますが、新築と同等の性能を実現するのは難しいのもまた事実。
大規模リフォームはメリットとデメリットを秤にかけて、自分にとって何が大切なのかを考えながら選択しましょう。
安心の大規模リフォームの提案
大規模リフォームには、高度な計画力と柔軟な対応力が求められます。とくに今は法改正の影響もあるため、法規・構造・性能などを総合的に判断できる、経験と実績豊富な住宅会社に相談することをおすすめします。
福井県内の気候や法制度、住まいの状況に応じてベストな選択を見極める。雪国ならではの住宅の悩みも、地域を知り尽くした専門家だからこそ解決できる道筋があります。
住み継がれてきた家に、新しい物語を重ねていく。そんな住まいづくり、大規模リフォームなら、永家舎にご相談ください。
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