子育てを終え、定年が見えてくる50代・60代。夫婦ふたりの暮らしが日常になると、ふと考えるのが“今後の暮らし”。そのひとつとして、リノベーション計画をスタートする方も少なくありません。
とくに、子どもが独立して家を出ていったことで、「孫が遊びに来たくなるような家にしたい」と願う人が増えています。
福井県は三世代同居率が全国トップクラス。家族のつながりを大切にする文化が根づいているだけに、離れて暮らしていても家族との時間を考える方が多いのかもしれません。
かつては、お盆や年末年始に帰省する子どもや孫のため、客間として和室を用意しておくのが一般的でした。
だけど、私たち永家舎が提案するのは、ただ帰省した子どもたちが寝るための部屋ではなく、“みんなで過ごす空間”のリノベーション。
みんなで集まって伸び伸びできる、広いリビング。
同じ空間にいながら、こもって遊べるヌック。
都会に暮らす孫たちにとっては、窓の外に広がる自然ですら新しい。
ゲームに読書、工作、昼寝、デッキで外遊びもできる、自由な場所。
そんなリビングを、私たちは『団らんの間』と呼んでいます。生活する部屋(=Living room)ではなく、家族みんなが集まる部屋『団らんの間』。
福井の豊かな四季を感じられる、大きな窓から差し込む光の中、三世代が自然に集まり、それぞれの時間を過ごす。リノベーション後の住まいでは、長期の休みのたびに、そんな風景が生まれます。
住まいを見直すことは、単に間取りや設備を一新するだけではなく、“誰とどんな時間を過ごしたいか”を考える、ひとつの機会でもあります。
孫が遊びにきたくなる家。
久しぶりに帰省した子どもが、ホッとくつろげる家。
誰かが誰かを迎える空気を持った家。
雪深い冬に家族が寄り添って過ごす福井では、家族が集まる空間の心地よさが、より大きな価値を持ちます。
リノベーションは、家の機能を整えるだけではありません。目に見えないもの、たとえば、孫とのかけがえのない時間をも生み出してくれます。
ただ使われない部屋を残すのではなく、孫と目線を合わせてつくった空間は、そのまま孫の記憶として、大人になっても心に残り続けます。
「孫が家の中を走り回っている」
「孫が、また来たいと言ってくれる」
そんなふうに孫が喜ぶ顔を見るためのリノベーションは、未来を形づくる投資ともいえるのではないでしょうか。
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