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二世帯住宅リノベーション、成功のカギを握るのは?

大久保 裕幸
建築デザイナー:
大久保 裕幸
  • リノベーション
こんにちは、永家舎建築デザイナーの大久保です。
 
本日は、リノベーションで二世帯住宅をつくるためのポイントをお伝えします。
二世帯住宅において重視されるのが「ほどよい距離感」。
ただし、この「ほどよい距離感」というのは、各ご家庭によって違います。
大切なのは一世帯、二世帯という枠にとらわれず、家族構成やご家族の意見に合わせて計画していくこと。
 
そのためにも、当社では関係者全員参加での打ち合わせを基本としています。
親世帯、子世帯。土地・建物の持ち主さん、出資者など。すべての方にご参加いただきます。
 

 
とくに、立場の弱いお嫁さんの意見はしっかりと聞いてあげる必要がありますから、必要に応じて個別面談を実施することも。
 
ただし、初回のご相談からご家族全員で来られることはあまりなく、最初は子世帯だけで来られる方が大半です。
そのときに、まず子世帯の意向をヒアリングします。玄関や水まわりを共有するか、別にするか。優先順位も決めていきます。
この事前ヒアリングでお聞きした内容をベースに、ご家族の意見を取り入れてプランニングしていきます。
 
二世帯住宅の計画において大切なのは、この『ヒアリング』。
どこまで本質を聞き出せるかによって、計画の内容も予算のかけ方も大きく変わってきます。
 

 
ひとつ例を挙げてみましょう。
お嫁さんが「玄関を分けたい」というので理由をお聞きすると、「自分の友達を呼びたいから」と。気兼ねなくお友達を呼ぶためには、親世帯と玄関を分けなければならないという思い込みがあったのですね。
しかし、理由がわかれば対処法がみえてきます。玄関が同じでも、インターホンを世帯ごとに分けて設置することは可能ですし、親世帯のそばをとおらず玄関から直接自室へ行ける動線があれば、さほど気を遣うこともないでしょう。
 
お客さまの要望をそのまま図面に落とし込むのではなく、潜在的な問題を解決するためのご提案をすること。それが、二世帯住宅リノベーションの成功のカギとなります。
まずは、あなたとご家族のお話をじっくりお聞かせください。
 

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