文部科学省が実施する全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)によると、福井県は小中学校ともに、ほぼ毎年のように全国トップクラスの成績を収めています。
「福井の子は、かしこい」
これは明白な事実ですが、その背景にあるのは保護者による献身的なサポートです。
両親、あるいは祖父母が一緒になって学校の宿題に取り込むことで、子どもたちの学びへの意欲は高まります。
とくに小学生までの子どもたちにとって、家族の日常の中心であるリビングでの学習は、わからないことをすぐ家族に聞ける環境であり、雑音の中でも集中して勉強に取り組む力が養われる、学びの基盤づくりに最適なスタイル。
学業優秀だった弊社の社員も、小学生の頃は学校から帰るとダイニングテーブルでおやつを食べながら、母親の見守るなか、弟と一緒に宿題をしたといいます。
中学生になると部活で遅くなる日が増え、「帰って、まず宿題」が難しくなったため、食後に自室で勉強するのがルーティンになりました。
ただし、これはあくまでも一例であり、成長にともなって、あるいは1人ひとりの個性に応じて、学びの場所は変わります。
どうせなら、その子、その子に合わせた“勉強のしやすい環境”をつくり、子どもの学力を最大限に高めてあげたいですね。
たとえば、リビングやダイニングの片隅にちょっとしたデスクコーナーを設けてあげる。小学生のうちはできるだけオープンに、中学生以降は少し距離感に工夫が必要になってくるかもしれません。
小上がりに掘り座卓のダイニングなら、帰宅後すぐに宿題に取り組みつつ、夕食の時間になったら学用品をちょいと脇へよけておくこともできますし、いつで家族の輪の中にいたい子どもにとっては理想的な学習スペースになりそうです。
学習スペースのそばには学用品をしまうための個別の収納を設け、学びの環境を整えるとともに整理整頓も習慣づけられるといいですね。
お子さまの性格や個性に合わせ、リビングやダイニングにちょっとした空間を。可能であれば、将来の変化にも対応できる柔軟性を。
そんな、子どもの学力を支え、家族の絆を深めるリノベーションも、私たち永家舎におまかせください。