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外壁メンテナンスde家を長持ちさせよう

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リフォーム相談窓口の徳丸です。

今回は前回に引き続き、外壁リフォームにはどのような方法があるのかをご紹介していきたいと思います。
《前回はこちらから》

2つ目はカバー工法増貼りです。



外壁をめくらずに既存の上から新しい外壁材を張っていくので、解体工事が発生せず張替えよりは費用が抑えられます。
今の外壁デザインから一新させたいけど、張替えまでは費用をかけられない方にはオススメの工法です。


また遮熱性能遮音性能の向上も一定の効果が期待できます。
耐用年数はおおよそ20年程度です。


《ここで注意点!!》
既存外壁材や内部の構造の劣化はそのまま放置されることになる為、外壁内部に異常等ないか調査してからの施工をオススメします。


また、将来的に内部の間取り変更を伴う大規模な工事を行う場合窓の入替や位置変更等の外壁を触らなければいけない工事が発生した際、既存の外壁と増貼りした外壁をめくる必要性があるので折角工事をしても無駄になってしまうケースもあります。

お家の耐震性を考慮すると、金属系サイディング等の軽い外壁材しか選べないという制限もあります。


3つ目は、新しい外壁に張り替える工法です。



今ある外壁を解体して、新しい外壁材を施工する工事です。


解体・処分を伴う大掛かりな工事なので費用は高くなりますが、板張り板金塗り壁等様々な種類の中から選定でき、壁内部の構造や下地の補修点検が出来る為、建物を維持管理していく上では安心できます。


またお家の暑い・寒いといったお悩みも、張替えのタイミングで断熱材を外側から施工することで改善できます。
耐用年数は施工する外壁材によって開きはありますが、最低30年程度です。


最後は、外壁目地のメンテナンスです。

現在の外壁材の種類によっては、外壁材同士やサッシとの隙間を埋める為シーリングと呼ばれる防水処置がなされています。

サイデイング、ALCパネル、タイルなどの外壁材に施されており、このシーリングの劣化が進んで割れやヒビが生じると、そこから雨水が侵入しお家の構造に深刻な被害を与えてしまいます。
一般的には、10年毎にシーリングの打ち替えを検討した方が良いでしょう。



いかがでしたか?

このように外壁のメンテナンスには塗装カバー工法張替え、そして目地の打ち替えといった方法があります。

◎目地の打ち替え以外に於いては、それぞれメリット、デメリットがあり、お家の傷み具合、築年数、あと何年お家をもたせたいかによっても採用すべき工法は異なってきます。
 


まずは専門のプロに外壁の劣化を調査してもらい、それらを知ったうえで最適な外壁リフォームの方法を検討してもらいましょう!!





 
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