亡きご主人が特に愛着を持っていた伝統的な外観は、
化粧直しをしてそのままの姿を残すことに。
築120年の風格を感じさせながらも、美しさを取り戻しました。
築120年の広い古民家を、「雪下ろしの負担を減らすコンパクトで暖かい家に生まれ変わらせたい」と考えたMさん母娘。
亡くなったご主人がひときわ愛着を持っていた家は、日本家屋の伝統的な外観や柱は面影をそのままにして、暮らしの中心部をモダンな雰囲気ただよう住まいにリノベーションしました。
<After>
<Before>
玄関広間の床のマツは、
古くなった表面を削って新築同様の状態に。
框にはケヤキを、壁には漆喰を塗って
格調のある空間を演出しました。
昼でも薄暗かった室内は、減築と庭の借景を楽しめるピクチャーウインドウによって、柔らかい光の差し込む明るい空間に。
奥様の将来を考えて床をバリアフリー化し、1階で生活が完結できる間取りにしました。
また、住宅性能もアップしたことで、冬の寒い日も暖かく過ごせるようになりました。
「あまりの快適さに寝過ごすことが増えました」と笑っていらっしゃいました。
そんな奥様に代わって、これまで料理をしなかった娘さんが使い勝手の良くなったキッチンで朝食を作ることが増えたとか。
「大切な思い出を残すことができ、主人も喜んでいると思います」と話してくれました。
<After>
<Before>
床暖房を採用した畳リビングとダイニング。
リノベーション前は仕切りが多く薄暗い
空間でしたが、減築したことで
明るく開放的な空間に。
使い勝手バツグンのキッチンは、二人立っても作業ができるゆったり感。
造作収納は雰囲気の統一感もあり、たっぷり収納できるのでキッチンはいつでもスッキリ。
畳リビングに設けたカウンターは、
娘さんの仕事スペースとして活躍しています。
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