若夫婦にふさわしいデザインと、自然を楽しむ暮らし。

■お住まいデータ■

築年数：50年+増築部分15年　施工面積：66.27坪
家族構成：夫婦（20代）、子2人、親夫婦、祖母
 

リビング

廊下をはさみ4つの居室があったという旧邸を、
北欧テイストで落ち着いたLDK空間にリノベーション。
テレビ台は造作で、「出来るだけ家具は置かず、
すっきりとまとめたかった」と若夫婦。

里地里山の恵まれた環境にあるS様邸は、立派な蔵のある住まい。
2世帯同居を始めるのをきっかけに、リノベーションをしました。
奥様の実家での同居を申し込んだのは、若夫婦側から。
ご主人は、「2人目の娘が誕生したばかりで、妻にとって、幼い娘たちの子育てをする理想の環境はここだと思いました」と話します。


S様邸は築50年。
過去に増築をしたことがあり、2階へ上がる階段が2ヵ所もあり、2つの2階は壁に挟まれて行き来が出来ない状態でした。
若夫婦はその2階を中心に、「友達が気軽に訪ねてこられる、心地よいデザインでまとめよう」と、大規模リノベーションをスタートさせます。

35年前に増築したという中2階は、サンルームやシャワールーム、そして娘さんたちの子ども部屋に活用。
もうひとつの2階は、落ち着いた北欧テイストのLDKやスタディーコーナー、主寝室に生まれ変わりました。
LDKには、50年前から住まいを支え続けている通し柱がさらされ、アンティークな趣が空間のアクセントになっています。
「大きな蔵と接近しているため、日差しが入りにくかったのですが、ガラス戸や天窓を採用したので明るい住まいになりました」と奥様。
 

＜After＞

＜Before＞

ダイニング

写真左側にあるのが、築50年の歴史ある通し柱。
アンティークな趣がアクセントになっています。

 

サニタリー

サニタリー＆子ども部屋にリノベーションした中2階。
隣が蔵のため、天窓から光を取り入れています。

 

階段

リノベーション前は壁でふさがれていた
中2階と2階を階段でつなげました。
開放感を出すために、ガラス戸を採用しています。

ご主人と奥様のお父様はリノベーションを機会に、「自然エネルギーのある暮らしを始めよう」と意気投合。
1階親世帯のLDKに薪ストーブを設置し、ふたりで薪割りを楽しんでいるそうです。
「ここは私の生まれ故郷でもあります。転居してから、大好きな豊かな自然を楽しむようになりました」とご主人は話します。
玄関では、お子さんたちが大きな土間をキャンパスにチョークで絵を描いている姿が見られました。
その姿をお父様とお母様が眺めながら、「にぎやかになった」と笑顔で話していました。
 

＜After＞

＜Before＞

玄関

玄関も大家族にふさわしく、土間を広げてリノベーション。

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