現場日記

解体・構造補強・断熱対策

工務スタッフ:
RENOVATION DATA リノベーション
O様邸
福井市
工期予定
5ヶ月
施工面積
29.55坪
築年数
36年
家族構成
ご夫婦(50代)、娘、母

ハーフリノベーション

リノベ前の問題点

・玄関が暗くて狭い
・暗い廊下、北側にあるキッチンに不満
・間取りを改善したい
・物が多く、収納を増やしたい
・地境ブロックの傾きが心配

リノベ後の改善点

・庭が見える窓を作り中と外の広さも改善。靴を履き替える専用のベンチも計画
・廊下は極力減らし、南北の庭を抜けるようなLDKを計画
・事前調査で白蟻被害のあった場所を中心にリノベ。使っていなかった場所を積極的に活用
・それぞれに必要な収納量を確保した寝室を計画
・できるだけ解体部分を減らしつつ、ブロック部分をアルミフェンスに変更
1階の内外部を全て解体していきます。
部分的に土壁の残る構造でしたが、筋交いなどはしっかり入っていました。
所々、筋交いの細い箇所があったので、後に交換する予定です。



土台から入ったと思われる白蟻が、柱の中間ほどまで侵入していました。



白蟻被害があった場所は水まわりではなかったので、おそらく湿気が原因だと予想されます。
湿気がこもっていた理由としては、全体的に基礎が低く、複雑に入り組んでおり空気の流れが悪かった為だと思われます。




建物内部の土間部分には砕石敷を行い、平らになるよう調節していきます。



増築部分は鉄筋組からしっかり行い、基礎を新設。
また、新しく区画される外仕事空間との仕切りにも、基礎を新設しました。



窓を新設する部分の上部に制震ダンパーを設置します。
制震ダンパーを設置することにより、地震の力を逃すだけでなく、繰り返し地震に対しても強い家になります。



間取りの変更に伴い、柱を撤去する部分には補強桁を設置します。
補強桁は、強度を確保することができます。



リビング部分には登り梁を入れることで、柱を3本抜くことが出来ました。



床・壁・天井に断熱材を入れ、気密対策も行います。

O様邸日記(福井市)
完成
完成
造作・仕上げ
造作・仕上げ
出会い・調査・ご提案
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