現場日記

解体・構造補強・断熱対策

2020/2/3

工務スタッフ:

RENOVATION DATA 民家再生

フルリノベーション

リノベ前の問題点

・使っていない（使いにくい）部屋が無駄にある
・炊事が中2階で、給仕がし難い
・リフォーム・増築をしている為、屋根等複雑で形が良くない
・暑い・寒い＋床の傾き
・敷地的に再建築不可だが、新しくしたい

リノベ後の改善点

・間取りを整理
・炊事を家の中心に配置して、オープンキッチンにする
・屋根納めをシンプルに
・床・壁・天井を全改修して高断熱仕様にして、床レベルを上げて床下空間確保
・リノベ・再生だから出来る最大限のおもてなし

今回の解体は一部は重機による解体ですが、大部分は手壊しによる解体で規模が大きかったので、通常よりも大変でした。

事前の調査で確認出来ていましたが、白蟻の被害が酷く、床下だけでは無く柱を通り2階の梁まで達していました。

独立した石の上に柱が立っている所は、新たに御影石で受け直しその周りをコンクリートで固めて補強しました。

白蟻の被害が酷かった柱は入替え、梁は添え梁で受け屋根荷重を分散させる様にしました。

被害があった箇所は薬剤を注入して処理しました。

床下は厚み85㎜のパイナルフォームを大引間に落とし込みます。壁は厚み90㎜の高性能グラスウールのマグオランジュ16kを天井には厚み100㎜のロックウールを使用しています。

K様邸日記（福井市）

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