現場日記

解体・構造補強・断熱施工

2019/9/20

工務スタッフ:

RENOVATION DATA 民家再生

ハーフリノベーション

リノベ前の問題点

・部屋が余っているが、家族皆で寛げる空間がない
・ダイニングキッチンが10帖しかなく、食事後にくつろげる部屋がない
・日当たりのよい南側に、使わない客間・和室がある
・階段が狭く急傾斜
・2階の4部屋が物置部屋になっている

リノベ後の改善点

・25帖のゆとりのあるLDKを設置
・空き空間を利用して、趣味のそば打ちの間を配置
・田の字の和室の一つを、ゆったり安全に昇降できる階段室に
・2階は、お子様・お孫様のお部屋にリノベ

内部にも土壁やコンクリートブロック積みが多くあり、解体が大変でした。
作業が進むにつれ立派な梁組が現れてきました。

コンクリート基礎が無く、柱が石の上に独立して建っています。
床下地の角材で四方から固めます。

解体してわかった事ですが、それまでの給水配管が鉄管で、いずれ錆びて漏水する事は目に見えていました。
そこで全て新しく、耐久性のある架橋ポリエチレン管に取替えました。

民家型工法の構造補強に有効な制震ダンパーを取り付けました。

壁・天井ともしっかり断熱材を充填し、ポリエチレンフィルム・気密テープで隙間を無くします。

S様邸日記（永平寺町）

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