リノベーション日記RENOVATION DIARY

スタッフ日記

社員旅行

恩地 政雄
建築デザイナー:
恩地 政雄
こんにちは!設計プランナーの恩地です。

先日、エーシングループの社員研修旅行で
兵庫県に行かせていただきました。

初日、灘菊酒造さんにて美味しい昼食を頂いてから、
世界遺産であり国宝の姫路城見学へ。



2009年10月から始まった、
姫路城大天守の保存修理工事は完了し、
2015年3月より大天守が一般公開されました。
改修から4年ほど経過していましたが、
左官職人の高度な技により、
白く美しく復元されていました。

保存修理をするために、
姫路城の屋根ごと高層の素屋根工事を施し、
外部からの風や雨が入って来ないように
養生された状態で、
漆喰の塗り直しをされたようです。

姫路城は敵の目を欺くために城郭が入り組んでおり、
かなり複雑な足場工事だったのではないか
と感じましたが、
高度な技術力により成し得たのだと思います。

屋根目地漆喰が盛り上がって見えることから、
角度によっては真っ白にみえるという姫路城。
他では見られない美しさでした。



そして、左官職人の高い技術力に、感銘を受けました。
金沢の左官職人も工事に携わっていたとか。
昔は、「右官と左官で家を建てる」と言われていたそうです。

左官は今も呼び名が残っている通り、
塗り壁や土間などを作る職人のことで、
右官は、今で言う大工(棟梁)のことです。

伐採した木を、大工が墨付けをして
加工して骨組みを建て、
自然の土を使って左官職人が壁や土間を仕上げる。
まさに家作りの要です。
この時代、自然素材だけで家が作られていたため、
アレルギーやアトピーなどを発症した方は、
現代ほど多くなかったのではないかと思います。


近年、効率性と低価格を重視した家づくりが
一般的になっていますが、
使用されるのは自然素材よりも安価な、
石油から作られる工業化製品や
ボンドを大量に使用している素材が大半。
価格は安くても、
家族の健康の為にはどうかと聞かれると、
本当に良い家とは言えないのではないでしょうか。

口にする食べ物の産地や
添加物の有無は気にされる方が多い中、
住む家の素材は気にしない方が多いように思います。
いつまでも健康でいるために、食べ物と同じぐらい
家をつくる素材にも注意してこだわって欲しいですね。


大工と左官職人による
昔ながらの家作りが難しくなった時代だからこそ、
皆様が自然体で健康、そして安心できる住まいと、
豊かな暮らしを提供していきたいと思っております。

ぜひ、美しく蘇った姫路城の左官職人の技を
見学してみて下さい。
 

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